『白萩、萩焼』手作りでの作り方教室

 雪のような~白萩

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より白く雪のような白 「白萩釉」

萩焼は焼き上がりが軽く素朴でわび茶の似合う器です。    一楽・二萩・三唐津と茶人に好まれました。(山口県萩市)

萩の土は登り窯によって長時間低火度でゆっくりと焼きます。そのため柔らかな焼き上がりとなり、手になじみの良い器になります。土があまり焼き締まらないため(吸水性がある)熱の伝わりも柔らかく、お茶の道具として好まれます。萩焼の中でも「白萩」は三輪家が目指した雪のような白がよく知られています。白萩といえば「休雪の白」といわれるほどです。黒との対比でより白を求めていきました。萩の土に見島土を掛けたり塗ったり素地を黒から黒褐色にすることで、その上に掛けた白萩釉がより白く雪のように見えます。(見島土は鉄分が多いので素地に混ぜたり、化粧すると黒く焼きあがります。)              (東京で伝統と産地のやきものの手作り作品の作り方を学ぶ)

白萩はワラの灰からなる釉薬で雪のような白が特色です。ワラの灰は焼くと粘りのある独特の表情のある溶け方をします。この白を出すには釉薬の原料の中にこだわらなくてはなりません。白萩の白は器として使いやすい白です。濃く掛かった白はやさしさの中に力強さがあり、白萩は釉薬の白を代表するものです。

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ワラの灰釉は還元で焼くことで白の中に青がでやすいです。ワラの灰はアクが強くより白くするためにはアクや不純物を取り除かなければなりません。

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自然の灰をフルイにかけゴミを取り除きます。その後、水に浸し上澄みを取り除きまた浸すという作業を毎日行います。3週間かけてアクと不純物を取り除きやっと釉薬ができあがります。

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ヒビ割れが出たり、水によってヒビ割れたり失敗することもよくあります。土は水を使うことで滑らかになりますが、直接の水には弱いところがあります。

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土を知ることは水を知ることでもあります。特に萩の土によって土と水の関係を知ることができます。

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少し柔らかいときに削ることで土の表情がでます。萩の土は表情豊かで萩焼きが茶人に好まれる1つの理由です。 白萩の湯呑作り方

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白萩釉はワラの灰の含有量が多いため焼く前は黒いです。この黒い釉薬が焼くことによって白く変わります。(ワラを焼いた灰のためこのように黒い色をしています。)

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白萩の流れるような表情は色を付けるときにできます。釉薬が濃くなるほどにちじれた表情がでてきます。            (萩焼・特徴・白萩茶碗・三輪家・抹茶碗)

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白萩の白は美しく、お茶が美味しく映えます。使いこむほどになじみ貫入なども見えてきます。  白萩湯呑作り方        (萩焼・特徴・白萩・三輪休雪・白萩茶碗)