『黒楽茶碗』手作り作品の作り方教室

一楽~黒楽茶碗

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茶人に好まれる茶碗(一楽・二萩・三唐津)

黒楽焼き 手捏ね(てづくね)とよばれる手法で形を形成して  750℃~1100℃の低温で焼かれる

黒楽は軟質施釉陶器で750℃~1100℃で焼くので少しもろくなり、高台にも釉薬を掛けることがあります。水がしみないよう釉薬で強度を出す物もあります。しかし茶人はそのはかなさを好むのか、もろさも良しとするようです。黒楽は七輪のような小さな窯に木炭を入れその中に茶碗を入れて横から空気をおくり、焼きます。真っ赤になった茶碗を火バサミで取り出し水につけます。黒楽は急冷することでより黒色がでてきます。素焼き後に加茂川黒石から作られた鉄釉を掛け陰干しし、乾いたらまた釉薬を掛けるといった手順を10回ほど繰り返します。その後1000℃程度で焼成されます(素焼きのときに1000℃~1100℃で焼かれることもあります)。 黒楽は長次郎によって焼かれたのが始まりです。           <赤楽>黒楽があり赤楽もある。赤楽は半乾きのときに鉄分の多い土を化粧掛けする。楽焼……京都府京都市「楽家」  楽吉左衛門                   

黒楽の作り方は手捏ねといわれる電動ろくろや手ろくろを使いません。円形の板の上に板状の粘土をのせそれを立ち上げるという黒楽だけの手法です。黒楽は16世紀後半に瓦職人だった長次郎に千利休が指導して作らせたのが始まりです。この時、聚楽第(じゅらくだい)の建造が行なわれていて、その際に掘り出された土を使って焼かれました。そのため「聚楽焼(じゅらくやき)」として始まりました。

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黒楽の作り方は手捏ね(てづくね)といわれる電動ろくろや手ろくろを使いません。円形の板の上に板状の粘土をのせ、それを立ち上げるという手法で作られている。

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「楽」は二代目常慶から楽をなのる豊臣秀吉により聚楽第の一文字をとった「楽の印」(黄金の印)を与えられ楽の印を入れるようになり楽家となる。

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黒楽は素焼き後に釉を掛け陰干しをし乾いたら釉薬を掛けます。乾かし、釉薬を掛けるという手順を10回ほど繰り返し色をつけることで厚味のある楽の表情がでます。

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楽焼は低温で焼かれているため土が少しもろい。そのため全体に釉薬を掛けることもあります。このとき釉薬が溶けても大丈夫なように道具土によって3点浮かせて焼くことがあります。

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黒楽は七輪のような小さい窯に木炭を入れその中に茶碗を入れて真っ赤になるまで焼きます。そのため1回に数個の器しか焼くことができません。

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真っ赤になったところで火バサミで取り出し水につけます。黒楽の黒色は急冷することでよりでてきます。   (楽家 黒楽茶碗 楽吉左衛門手作りの良さ作り方を学ぶ) 

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一楽・二萩・三唐津と茶人に好まれるのが楽茶碗です。黒楽茶碗は抹茶の緑が鮮やかに見え、好まれる茶碗の1つです。    (楽家 黒楽茶碗 長次郎手つくりの良さつくり方を学ぶ)

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黒い器 厚く掛かった釉薬には表情があり手になじむような器が出来上がります。              (楽家 楽印 黒楽茶碗 長次郎 楽吉左衛門手作りの良さ作り方を学ぶ)