和食器について

和食器について

食器とは

食文化を知ることによって、その国自体の文化や歴史を知ることもできます。
世界には様々な料理があり、様々なテーブルマナーが存在します。
料理を、より美味しそうに、より豪華に見せてくれるのが食器の役割です。

     

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和食器にも、料理に合わせて作られた様々な種類があります。
特に、日本を代表する工芸の一つである陶芸で作られた陶器は、和食との調和が非常に美しく、世界からも注目を集めています。
粘土で形を作り高温の窯で焼き上げる陶器は、地方ごとに有名な窯元や手法などがあります。
造形方法を大きく分けると、轆轤(ろくろ)に粘土を乗せて回しながら作っていく方法と、台の上で手びねりによって作っていく方法があります。

和食器の種類

一般的に、家庭でも使用される食器の種類をご紹介します。

茶碗:ご飯を盛るためのお碗で、口が大きく広がっているものや、縦に深さのあるものなど様々な形状があります。

汁碗:汁物を入れるため、熱さが伝わりにくいことが求められる。
碗の縁に直接口をつけて汁物をすすったりするので、しっかり縁取りがされていて、口が広いものが多いです。

湯呑み茶碗:お茶を飲むためのものです。
茶碗同様に、縦に深さがあるものや、口が広がっているものがあり、飲むお茶の種類によって選んだりします。

蕎麦猪口:日本を代表する食事の一つでもある蕎麦を食べるときの、汁を入れているものです。
片手で持つことができて軽いものが多いです。

大皿:直径が25センチくらいを超えると大皿と呼びます。
尺皿や盛皿とも呼び、刺身盛や宴会料理など、大人数の料理を提供するときには必須です。

長角皿:焼き魚や厚焼き玉子などを盛り付けるときに使用される、長四角の平たいお皿です。
日本の食文化を象徴する食器の一つです。

刺身皿:長角皿の隅に、醤油を入れるための仕切りが付いているものです。
一つのお皿で刺身が食べられるように工夫された食器です。

小皿:大皿料理をいただく際に、直箸になってしまわないように自分が必要な分を取り分けるための食器です。

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